(海外の反応ではなく、ただの個人的感想です。ネタバレ注意)
最終回までみての感想
がっこうぐらし!
衝撃の1話ラストからずっとある程度のテンションを維持して、面白かったです。
脚本家が多いということが放送前から話題になっていたようでしたが、それを納得させられるような細部まで丁寧な作りでした。
あれ?と思ったのが、防犯ブザーが1つだったのと(原作では5つぐらい鳴らしているらしいので、どこかで伝達ミスがあったんじゃないかと予想)、ユキの覚醒のところがめぐ姉が本当にいたかのような描き方に寄りすぎだった(なんだかんだでユキがユキなりに自分で考えてたという感じが薄くなってた)ところぐらいでした。
いずれにしても、このぐらい練った感じがするアニメは珍しいというぐらいよくできてたと思いました。
こういう体制で他のアニメも作られたらもっとアニメは面白くなると思うので、アニメファンとしては応援したいです。
シャーロット
7話で感動したので翻訳をはじめたのですが、
それ以降いまいちで11話で完全にがっかりして翻訳をやめてしまいました。
自分が面白いと思えないと翻訳は苦行だというのがよくわかりました。
(ネガティブなコメントって訳そうとすると疲れますし)
他のサイトさんでも途中で更新が止まった場合、面白くなくなったというのが1つの原因だと思います。
好みは人それぞれなので、なんでここでやめるんだという人もいると思いますが。
さてシャーロットですが、本当は2クールでやりたかったのを1クールに詰め込んだという印象です(特に8話以降)。
たとえば、サラが能力を失った過程、過去編の研究所ではおじいちゃん研究員との交流からのおじいちゃん死亡、世界を回っているところではユウが正気を失っていく過程、治癒能力の女の子の話、勇気の子の話、ナオがずっと撮っていたカメラ映像などなど、盛り上げられそうなところはたくさんありました。
それを短縮して急いで風呂敷たたんでこうなったという感じです。(それかプロットはできてたけど締め切り間に合わなくて13話分にしかならなかったとか。)
まあたぶん7話の「ずっとです」が一番やりたかったことなんでしょうし(OPの歌詞にもあるし)、それで十分感動したのでよかったと思いますが、もったいないなあとも思いました。
海外の反応でもポテンシャルはあったのに残念という声が多かったと思います。
ナオはかわいかったです。
六花の勇者
面白かったです。今期のダークホース。
5話の展開に驚きましたが、1話からキャラが生き生きしてて良くできてるなあという感じでした。
7人目の正体についてはわりと早い段階でこいつあやしいなとは思いました。
結界が作動して出られなくなってしまったところでの異常な取り乱し方とか、この人こんなキャラだっけ?それとも演出が変なの?と思ってたぐらいだったので。
(コメントによるとアニメは原作よりその辺わかりやすくなっていたみたいです。)
メタ的にも、ハンス等はでてきたばかりで、それが犯人だと言われてもああそうですかとしか言えないので、それまでに出てきた4人に絞られるし、意外性という意味ではもっと絞られるなあと思ってました。
またファンタジー世界だったので、謎解き部分で霧と気温の関係などがでてきたときはそういう科学的な推理もアリなのかあと思いましたが、今期は今後の展開のための世界設定の説明的な話でもあって、ここからが本番ということなんでしょう。
今回の話だけであれば、モーラがあまりに頭悪いとかツッコミどころあったのですが、振出しに戻ったことでそれにも意味があるかもしれなくなり、よくできてるなあと頭を抱える感じでした。
なので2期を作ってほしいです。
後から思うと、なるほどなーと思って訳した文章が、結構本筋だったりして、海外の人は原作知っていながら知らないふりしていろいろ書き込んでたのかなあと思うところもありました。
フレミーがかわいかったです。